交通史学会 2014年度例会・巡見の記録

Last Updated on 2020年9月6日 by kotsushi

○第1回例会 平成26年7月19日(土) 於 埼玉県立歴史と民俗の博物館

・研究発表
(1)星野高徳氏(神奈川大学経済学部非常勤講師)
「戦前期東京市における屎尿流通網の再形成
―近県農村に対する輸送量の拡大を中心に―」
(2)小原宏氏
「明治前期における郵便局ネットワークの調整と郵便局経営(仮)」
  
・展示見学 「特別展江戸の街道(みち)―絵図でたどる宿場と関所」
※江戸幕府が作成した五街道分間延絵図
※郵政博物館、物流博物館、草津市立草津宿街道交流館、
埼玉県立浦和図書館、埼玉県立文書館との共催でした。

○2014年度交通史学会 シンポジウム(第2回例会)・巡見
◎テーマ「東北の名所―松島・塩釜のあゆみ―」
主催:交通史学会
共催:東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門
日時:2014年9月20日(土)・21日(日)

<9月20日・シンポジウム>
会場:東北大学川内北キャンパスB200教室
◎共通テーマ「東北の名所―松島・塩釜のあゆみ―
◇古代より歌枕として知られてきた松島・塩釜。2つの名所の歴史的展開を紐解き
その変容の背景に迫ります。
報告:
「中世の松島─基礎的事項の確認─」
七海 雅人(東北学院大学文学部教授)
「近世の松島と旅行者―名所雄島と知識人―」
    高橋 陽一(東北大学東北アジア研究センター助教)
「宮城電気鉄道(仙石線)の敷設と沿線地域」
    徳竹 剛(福島大学行政政策学類准教授)
「戦前・戦後の工業化構想と塩釜-港湾を中心に-」
安達 宏昭(東北大学文学部教授)
総合討論

<9月21日・巡見>
 仙台駅―(JR仙石線)―本塩釜―(船)―松島海岸―(JR仙石線)―仙台駅

○第3回例会 2014年11月15日(土) 於 平塚市博物館
研究発表:
(1)武林 弘恵氏 
「近世の売買春と飯盛女―奥州二本松藩領郡山宿を中心に―(仮)」

(2)浜野 達也氏(平塚市博物館)
 「巡礼と道標」

展示見学:
平成二十六年度秋季特別展
「平塚の石仏―3058の祈りと願い」

○第4回例会 2015年3月21日(土) 於 お茶の水女子大学

発表者及び題目:
①竹村和音(東京学芸大学)
「近世の新河岸川舟運」

②秋山寛行(立正大学大学院文学研究科)
「近世後期の宿場機構と明治初年の宿場改革
ー中山道安中宿を中心にー」

③水野初音(お茶の水女子大学大学院人間文化
創成科学研究科比較社会文化学専攻)
「明治前期における京都府政と鉄道敷設問題」