交通史学会 2009年度例会・巡見の記録
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○第1回例会7月18日(13:30~16:30)於国士舘大学世田谷校舎
南 隆哲 法政大学(院)
「宝暦期甲州の塩流通における特権の変質
―甲府塩問屋再興一件を素材として―」
守友 隆 九州大学(院)
「幕末期情報論の一考察 ―筑前国黒崎桜屋・豊前国
小倉村屋・豊後国日田博多屋の注進状の分析―」
加藤 僚 九州大学(院)
「近世関所の構造と機能―長崎両番所と付属施設―」
○第2回例会・巡見 9月19日・20日
①例会 9月19日(土)於 安中市松井田文化会館 大ホール
シンポジウム「碓氷関所の歴史と現在―国指定史跡と建造物完全復元を目指して―
共催 交通史研究会・安中市・安中市教育委員会
後援 文化庁・群馬県教育委員会・碓氷関所保存会・上毛新聞社
<パネラーおよびコーディネーター>
「東海道新居関所の復元状況と宿場景観」 渡辺和敏 氏(当会会員・愛知大学教授)
「中山道碓氷関所と安中藩の管理・運営」 佐藤義一 氏(安中市文化財調査委員)
「中山道碓氷関所と近辺諸街道の関所」 岡田昭二 氏(当会会員)
「小野直遺文書と中山道碓氷関所」 淡路博和 氏(安中市文化財調査委員)
「東海道箱根関所の復元過程と現況」 鈴木康弘 氏(箱根町教育委員会)
コーディネーター 丸山雍成 氏(交通史研究会会長・九州大学名誉教授)
②巡見 9月20日(日)
五料茶屋本陣、横川茶屋本陣、碓氷関所跡(徒歩)、トロッコ列車、
鉄道文化村、峠の湯、堂峰遠見番所(徒歩)、めがね橋(徒歩)、坂本宿跡他
○第3回例会
共催:たばこと塩の博物館
日時:平成22年1月30日(土)13時半
場所:たばこと塩の博物館 視聴覚ホール
(東京都渋谷区神南1-16-8 ℡03-3476-2041)
企画展「日墨(メキシコ)修好400周年記念特別展」
講演会(14時開始)
野上建紀氏(有田町歴史民俗資料館・有田焼参考館学芸員)
「太平洋を渡った日本磁器」
丸山雍成 交通史研究会会長
「キリスト教の伝来と日本社会―特に九州大名と民衆の生活を中心に―」
○協賛事業(講演会の開催)
講演会「糸島の歴史的風景」
―元岡遺跡群の保存活用を考える会10周年および糸島市誕生記念―
主催:元岡遺跡群の保存活用を考える会
共催:福岡歴史研究会・福岡地方史研究会ほか5団体
後援:福岡県教育委員会・朝日新聞社ほか3新聞社
期日:平成22年1月24(日)午後 1時開場
会場:糸島市伊都文化会館大ホール
講師:丸山雍成氏(交通史研究会会長)
西谷 正氏(九州歴史資料館館長)
司会:井澤英二氏(日本鉱業史研究会会長)
○2009年度第4回例会・第5回交通史関係修論卒論発表会
日 時:平成22年3月13日(土)15時~17時
場 所:国士舘大学世田谷校舎10号館10331教室
(東京都世田谷区世田谷4-28-1)
発表者及び題目
高野 淳一郎(国士舘大学)
「モータリゼーション進展地域における公共交通機関の現状と課題
―群馬県桐生市を例として―」
菅野 将史(駒澤大学)
「近世における川越商人と新河岸川舟運 ―材木商丹波屋を事例に―」
久住 祐一郎(岡山大学大学院)
「近世河川交通から見る『流域社会』 ―高梁川流域を中心として―」