交通史関連情報

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内陸遺跡研究会シンポジウム
「海なき国々のモノとヒトの動き-16〜17世紀における内陸部の流通-」

資料集頒布のご案内

 平成17年11月19・20日に、山梨・帝京大学山梨文化財研究所において開催されたシンポジウムの資料集。
内容は、発表資料とともに、9本の誌上報告を掲載し、300ページ(内、別冊資料47ページ)ほどのボリュームがあります。特に誌上報告では、これまで、目にすることが少なかった遺跡の状況とともに、その考察がなされています。

<内  容>

発表要旨

「内陸部の流通と社会背景」 井原今朝男(国立歴史民俗博物館)

「内陸遺跡研究の現状‐方法論の構築を視座に入れて‐」 降矢 哲男(大阪府文化財センター)

「北信地域の鍋・擂鉢からみた中世から近世前半」 市川  隆之(長野県埋蔵文化財センター)

「長野県中・南信地方の様相1‐街道の接点・松本の流通‐」 竹内  靖長(松本市教育委員会)

「長野県中・南信地方の様相2」 柳川  英司(茅野市教育委員会)

「甲斐と周辺国との交流‐集落と物流からみた移行期の様相‐」 佐々木  満(甲府市教育委員会)

「中近世移行期東国の消費と流通」  平山  優(山梨大学)

「信濃型内耳土器からみた群馬県北西部の地域性」 清水 豊 (かみつけの里博物館)

「上野と周辺地域との関係‐在地土器の分布論を中心に‐」 秋本 太郎(箕郷町教育委員会)

「中世後期から近世にかけての畿内の物流」  橋本久和(高槻市教育委員会)・ 藤本史子(大手前大学)

紙上報告

「東北地方南半の内陸部における流通」  高桑 登(山形県埋蔵文化財センター)

「越後の様相と信濃との流通」 伊藤  啓雄(柏崎市教育委員会)

「土器・陶磁器にみる北武蔵の流通の転換」 浅野  晴樹(埼玉県立歴史資料館)

「伊豆・東駿河の陶磁器流入と在地土器の様相」 池谷  初恵(伊豆の国市教育委員会) 

「相模における近世への転換」 佐々木健策(小田原市教育委員会)

「美濃の様相」 内堀  信雄(岐阜市教育委員会) ・中嶌  茂(土岐市埋蔵文化財センター)

「尾張における近世城下町の成立と物流の様相-考古学的資料から-」 鈴木正貴(愛知県埋蔵文化財センター)

「関西における土器・陶磁器の様相‐備前焼・丹波焼・東播系須恵器を中心に‐」
                                川口  宏海(大手前大学) ・赤松 和佳(大手前大学大学院)

「中国地方の山地域における遺跡の様相」 原田  倫子(広島大学大学院)

<入手の方法>

連絡先:内陸遺跡研究会事務局(〒400‐0807 山梨県甲府市東光寺3丁目9-29佐々木満方)へ手紙、もしくはまたは、降矢哲男さん(tetioda@pop17.odn.ne.jp)まで。

頒布価格1部3,000円(1部の送料は、340〜380円程度)

代金支払送付の際に同封される、振込用紙でお振込みください。